ダイヤモンドトレールの紀見峠からの区間は,まずちょっとした登りと下りがある。
そこを過ぎるとボ谷ノ池前を経由して岩湧山へ向かう。
岩湧山へはまず高度差 200 m ほどの急登を登らされる。
それが終わると紀見峠駅への分岐点となる岩湧山三合目があり,さらに 100 m ほど登ると根古峰付近で一度平らになる。
その後は尾根伝いの林道を歩き,南葛城山への分岐点まで行く。
そこから再び登山道となり,五ツ辻をすぎ,岩湧寺への分岐点を過ぎて少し登ると,岩湧山山頂域の手前にあるトイレにたどり着く。
この辺りまでは,朝一番で元気だったのと,ペースを上げ過ぎないように気をつけて歩いたので,言うほどしんどくはなかった。
岩湧山の到着は10時前だったが,日曜日の槇尾山から下るオレンジバスの時刻が12:00の次が14:00であり,12時のバスを逃すと2時間バスを待たないといけなかった。
岩湧山から槇尾山までは 8 km ほどだが,岩湧山から滝畑まで高度差 600 m ほど下った後,100 m 単位の上り下りがあってから,
最後に 100 m ほど登ってからゴールの槇尾山・施福寺に着く。
さらにバス停はそこから200 m ほど下らないといけない。
岩湧山山頂から施福寺と思われる屋根が見えたのだが,そこまで2時間弱で着かないといけない,となると,時間が厳しそうだった。
そこで,仕方なく岩湧山から滝畑への下りではできるだけ早く下ることにした。
緩やかな下りでは走り,階段の下りはできるだけ足の回転を上げて下った。
そうして,なんとか45分ほどで 4 km 先の滝畑に下りることができた。
滝畑ではのんびりする暇なく先を急いだ。
滝畑からは集落を抜け,その先で登山道に入ってボテ峠を目指した。
ボテ峠までは 100 m ほど登り,少し横移動があってから,もう一度 100 m ほど登らないといけない。
ここで遅れるとバスに乗れないので,なんとか踏ん張ってできるだけペースを落とさないように頑張った。
なんとか滝畑の集落から25分でボテ峠を通過できた時点で,なんとかなりそう,という感触を得た。
ボテ峠から番屋峠まではほぼ下っていく。
最後にちょっとだけ登りがあるが,距離が短いので頑張った。
おかげで 10 分ほどで番屋峠を通過できた。
そこから木の階段を急いで下り,11:20 頃には施福寺への最後の登りが始まる追分けに辿り着いた。
そこから施福寺までは 1 km ほどしかない。高度差は 100 m ほどなので,頑張れば 20 分ほどで辿り着けそうだった。
そこで,なんとか頑張って頑張って歩いた。
おかげで 11:35 にダイヤモンドトレールの終点(逆方向の始点)である槇尾山・施福寺に着くことができた。