玉置神社と本宮大社へ
・2020年7月24日(金)曇り時々雨
・紀伊半島(国道168号線,国道169号線)
・xxx km
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今回の一枚 玉置神社の鳥居 |
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今回のルートマップ:ツーリングのGNSS記録(Google Map)
2020年7月24日に,初心者ドライブの練習第2段として,再び紀伊半島を走った。
前回が海沿いを走ったので,今回は紀伊半島の山中を走る道をこれでもか,と走ってみた。
ただ,かなりヘルプが必要だったけど…。
今回もそれなりに時間がかかるルートだったので,早めに出発した。
前回は夜中に出て途中で仮眠をしたが,今回は早朝に出発する作戦にしてみた。
そのため午前2時頃出発してみた。
ルートは奈良県五條市から国道168号線で南下し,十津川温泉手前から玉置神社に向かった。
そこから本宮大社,湯の峰温泉と経由し,国道169号線で瀞峡に行き,そこから国道169号線などを走って吉野辺りに戻るルートとした。
五條市までは,京奈和自動車道と国道24号線を走った。
さすがに有料区間を走るとかなり早く五條市までたどり着くことができた。
五條市でコンビニ寄って朝ごはんを調達しておいた。
その後はひたすら国道168号線を南下した。
国道168号線はかなり改良が進んでいるが,ところどころ未改良の区間があり,初心者には少し荷が重いルートだった。
そのため,カーブの度にアドバイスを与えるなどのナビゲーションがかなり必要だった。
まぁ,あの道は道を知ってないとかなり走りにくいからねぇ…。
早朝だったので,まずは谷瀬の吊り橋に寄ってみた。
今年は新型コロナウィルスがあるのでわからないが,谷瀬の吊り橋は休日になると人が多くて一方通行になったりする。
あの吊橋は大きさの割に定員が20名なので,仕方ないのだが…。
でも,それが早朝なら問題なく往復できる。今回も吊橋を往復する間に他の観光客は一人も来なかった。
谷瀬の吊り橋は片道 300m 近くあるので,往復するとそれなりの時間がかかるが,その間だれも来なかった。
まぁ,午前5時半だったんだけどね。
その辺りで初心者は疲れてしまった,というので,仕方ないのでベテランが車を先に進めた。
ドライバーが交代すると当然ペースが上がり,あっという間に道の駅「十津川郷」にたどり着いた。
そこでトイレ休憩をしてから玉置神社を目指してみた。
玉置神社へは,国道425号線から入るルート,十津川温泉手前の折立から上がるルート,十津川温泉近くの猿飼橋から登るルート,瀞峡近くの玉置口から登るルートがある。
今回は折立からのルートを採用してみた。
しかし,折立から先のバイパス区間を走ってみたかったので,わざわざ十津川温泉北トンネルを通過してから折立に引き返した。
折立からは山道を延々と走った。と言っても 12km だけだったけど。
(つづく…)
玉置神社に着いたのは,午前7時前だった。
当日は天気があまり良くなく,時々雨に降られたりしたが,我々が玉置神社にいる間はほとんど雨らしい雨は降らなかった。
玉置神社を訪れるには少ししっとりしたぐらいが趣きがある感じで,今回はちょうどよかったかもしれない。
玉置神社へは駐車場から10分ほど歩かないといけない。
最初は未舗装林道状態だが,途中から木の土留がある登山道風の道を下る。
その辺りは杉林の中で,中にはとても大きな杉もあり,紀伊半島の霊気をもらえそうな感じがした。
玉置神社では,まず大杉を見に行った。なかなかに大きな杉だった。
さすがに奈良県指定の天然記念物になるだけのことはあると思った。
ちょうど大杉近くの別の杉のそばで女性がお祈りしていたので,一緒に写真に写っているが,いかに杉の木が大きいかがよくわかった。
その後,一番肝心な本殿にお参りし,社務所辺りに行ってみた。
社務所はまだ開いてなかったが,これ,という感じのお守りが見当たらなかったので,今回は何も買わずに先に進んだ。
社務所辺りからは来る時は別ルートの帰り道もあるが,その前に玉置山山頂に行ってみようと思い,右手の階段を登ってみた。
山頂へそこまで時間はかからなかったが,かなり蒸し暑くてあっという間に汗をかいてしまった。
霧が出ていていい感じだったが,汗だくになるのは予定外だった。歩き始めた時には寒いぐらいだったのだが…。
それでも,言うほど大した時間かからずに山頂にたどり着いた。
取り立てて何があるわけでもなかったが…。
そこから駐車場へは上の道を歩いて直接行くことができた。そちらの方が下るだけなのでラクかもしれないと思った。
駐車場に着いてからすぐに出発してもよかったが,玉置神社の案内図に社務所から戻る別ルート上になんやら見どころっぽいのが書いてあったので,そこを見たいと思った。
それで仕方なく,一度別ルートを引き返してみた。
すると,途中に白水社という場所があり,頭上に大きな溶岩の塊があった。どうやらそこが見どころだったみたい。
さらに,もう一個なにかあったよなぁ,と思って探しながら歩いたが,気づくと社務所に出てしまった。
もう一個は何だったんやろ?と思って案内図を見ると,途中に見た杉の古木のことだった。名前は常立杉という名前だった。
他の巨木に比べると少し枯れかけているように見える感じの杉だった。
そこを見てから駐車場に戻ると,8時半をまわっていた。
帰りのルートは玉置神社の宮司さんに聞いておいた。
お話を伺うと,一番いいのは十津川温泉に近い猿飼橋を渡るルートということだった。
バスも走るので道幅もいちばんましで,路面もきれいということだった。
玉置神社から瀞峡の方に向かったもよかったが,一番狭いルートだし距離も長いということだったので,やめておいた。
確かに,折立から登るルートよりも走りやすかった気がする。
そこからは国道168号線に戻って熊野本宮大社を目指した。
熊野本宮大社は9:20頃だった。さすがにその時間にあると観光客が沢山いた。
新型コロナウィルスの後の経済の立て直しのための GoTo キャンペーンの影響があったかもしれない。一応4連休の初日やったしね。
本宮大社では5社にお参りした。そこでもいいお守りがないかと探してみたが,いまいちいいのが見当たらずパスしてしまった。
本宮大社まで行ったので,せっかくだと思って湯の峰温泉にも行ってみた。
しかし,ちょっと微妙なタイミングだったので,あまり何もせずに先に進んでしまった。
湯の峰温泉からは再び初心者に運転させた。
国道169号線で田戸まで行き,そこから瀞ホテルの所にまで下った。
瀞ホテルはもう店じまいしてかなりの日数が経つ。
しかし,レストランとして再オープンしているとどこかに書いてあったので,見てみたが,なんかやってる雰囲気はしなかった…。どうなってるんやろ?
ただ,せっかくなので北山川の河原まで下りてみた。
以前なら,その河原にテントがあって,ウォータージェット船の休憩場所になっていたが,今回はテントも何もなかった。
そもそもウォータージェット船は運行してるのだろうか??
瀞峡から先は一度帰ることにした。
田戸から小松に向かい,そこから北山村の中心地を通過した。
さらに不動トンネルを通り,再び国道169号線で北上した。
途中上北山村にあるゐざさ寿司の中谷本舗さんでゐざさ寿司や柿の葉寿司の入ってセットを買って,上北山の道の駅で休憩して食べておいた。
そこからは,大滝まで国道169号線を走り,国道370号線や国道166号線などを使い,名阪国道針インターそばを通過し,水間から柳生に出て,さらに奈良公園近くまで走った。
そして木津インターから京奈和自動車道の有料区間に入って北上した。
京奈和自動車道の終点付近では新名神で一区間移動して第二京阪道に入り,さらに阪神高速京都線で鴨川西インターまで走った。
おかげで思ったよりも早く帰ることができた。
今回は紀伊半島の山の中をガシガシ走ってみた。
しかし,今回は温泉には入らなかったし,まだたくさん見るべき場所もあるので,また機会があれば走ってみたいと思った1日だった。
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(下記の小さめの写真をクリックすると,大きめの写真が見れます。
大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます) |
(撮影日 2020/07/24) 谷瀬の吊り橋に行った。その時の掲示
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(撮影日 2020/07/24) キャンプ場は明治22年の大水害までの集落跡
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(撮影日 2020/07/24) 砂利で埋まったのは明治22年の大水害の時
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(撮影日 2020/07/24) たにせばし,だって
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(撮影日 2020/07/24) 午前5時半で薄暗くでピントがあまい
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(撮影日 2020/07/24) 吊橋を歩く Movie
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(撮影日 2020/07/24) 増水するとキャンプ場は水面より下へ
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(撮影日 2020/07/24) 吊橋から Movie
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(撮影日 2020/07/24) ショートカットのために作られたらしい
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(撮影日 2020/07/24) この車とももう少しでお別れ〜
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(撮影日 2020/07/24) 玉置神社への道から見た折立付近
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(撮影日 2020/07/24) 動画にしてみた Movie
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(撮影日 2020/07/24) 玉置神社まで2km
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(撮影日 2020/07/24) 十津川温泉までここから10kmもある
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(撮影日 2020/07/24) 霧にむせぶ紀伊半島最深部のの山々
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(撮影日 2020/07/24) 山の神と呼ばれる大きな溶岩の塊り
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(撮影日 2020/07/24) ここは右下へ。左からも行けるけど
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(撮影日 2020/07/24) 奈良県随一の大きさの大杉という名前の杉
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(撮影日 2020/07/24) 背が高いから一枚に入り切らない
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(撮影日 2020/07/24) 大杉そばの杉でお祈りする女性がいた
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(撮影日 2020/07/24) 人と比べると如何に大きいかがわかる
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(撮影日 2020/07/24) 湿り気のある日に見ると元気がいいねぇ
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(撮影日 2020/07/24) しめ縄のある玉置神社の本殿前の鳥居
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(撮影日 2020/07/24) 杉の巨樹群は県指定天然記念物らしい
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(撮影日 2020/07/24) 補修中の社の神様の仮のお住いらしい
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(撮影日 2020/07/24) 後白河法皇もここの参拝したらし
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(撮影日 2020/07/24) 根本で2本の杉がくっついてしまってる
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(撮影日 2020/07/24) 神代杉の推定樹齢は3000年とあった
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(撮影日 2020/07/24) 途中にあった玉石社は役行者に由来する
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(撮影日 2020/07/24) 一等三角点は数が少ないから貴重らしい
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(撮影日 2020/07/24) 別ルートで駐車場まで戻ってみた
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(撮影日 2020/07/24) 白山社を見るためにもう一度参道へ
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(撮影日 2020/07/24) せっかくなので社務所を再訪してみた
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(撮影日 2020/07/24) この大木はいわれ杉というお名前らしい
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(撮影日 2020/07/24) 帰りに山の神のとこの溶岩を撮った
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(撮影日 2020/07/24) ちょっとわかりにくいかもしれない
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(撮影日 2020/07/24) 玉置山は枕状溶岩堆積地なんだって
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(撮影日 2020/07/24) 158段の階段を行く
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(撮影日 2020/07/24) ほら,158段だって
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(撮影日 2020/07/24) 明治22年の大水害までは川の中州にあった
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(撮影日 2020/07/24) 湯の峰温泉はとても小さな集落だった
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(撮影日 2020/07/24) 瀞峡は北山川にある深い渓谷のこと
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(撮影日 2020/07/24) 旧瀞ホテル横から河原まで下ること可能
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(撮影日 2020/07/24) 瀞ホテルはもう営業してないみたい
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(撮影日 2020/07/24) 瀞ホテル前は三県境になってる場所
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(撮影日 2020/07/24) 昔は地の果てという感じの場所だった
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(撮影日 2020/07/24) 左下の河原まで下りることができる
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(撮影日 2020/07/24) 趣きがある旧瀞ホテルの建物入口
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(撮影日 2020/07/24) 三重奈良和歌山の三県の県境となってる
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(撮影日 2020/07/24) 瀞ホテルの下に北山川の流れを見てみた
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(撮影日 2020/07/24) 帰りにゐざさ寿司屋さんで昼ごはん購入
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(撮影日 2020/07/24) 左の木和田というパックを買ってみた
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(撮影日 2020/07/24) 左は柿の葉寿司で,右がゐざさ寿司
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(撮影日 2020/07/24) ゐざさ寿司は昭和36年に考案された
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