洛北発電所前で,番号のチェックを受け(カードに記載はなかった),次の盗人谷の区間へと向かった。
その区間では盗人谷二ノ橋付近で道迷いしている人たちがいた。
二ノ橋は現在壊れていて,完全に取り除かれて柵がしてある。
そこを右側から巻くように道があるが,巻道への入口がわかりにくく,そのまま右上の斜面に登ってしまっていたみたい。
そのために30分ぐらいロスした,とか,体力をかなり消耗した~,という人たちが20人ほどいたように思う。
我々は道に迷う事無く盗人谷を抜け,小峠,氷室の集落,氷室分れを歩いた。
途中,5~6人ぐらいの集団を何個か抜いて歩いた。
そこから,京見山荘前を通り,沢ノ池横を通り,尾根から第一ゴールの高雄・白雲橋に下って行った。
この区間では徐々にトレイルに参加している人が減っていき,白雲橋についた時にはかなり早い位置にいるみたいだった。
高雄の白雲橋で第一ゴールのチェックを受けたのち,高雄橋方面に下った。
途中,川沿いの平坦な区間で歩きながらおにぎりを食べておいた。
高雄橋を渡った先に公衆トイレがあるので,そこでトイレを借りて,次の目印となる清滝を目指した。
ここのトイレで小便をした際,尿に血が混じってるように見えた。
しかし,その時は気のせいということにしておいた。
高雄から清滝の区間は,一人で歩いた時は結構長く感じたが,今回は比較的すぐに感じた。
清滝でもトイレに寄っておいたが,そこでの小便は完全に血尿状態だった。
さすがにまずいと思い,次の日にバプテスト病院の泌尿器科に行っておいた(結果は筋肉が壊れたためだろうという事になった)。
清滝からも川沿いに落合まで下り,そこから舗装道を歩いて嵐山の鳥居本に向かうが,この区間は比較的歩きにくい区間になっている。
川沿いの道は高雄から清滝の区間に比べて歩きにくい感じだった。
歩くには楽しいが,岩が濡れていると危なそうな感じがした。
落合から鳥居本までの区間では,六丁峠への登りがしんどかった。
かなり距離があり,舗装道とは言え登りがきつめでしんどい区間だった。
鳥居本から阪急嵐山駅まではバリバリの観光地を歩く。
道はほぼ平坦だが,人が多くてすごく歩きにくい区間だった。
特に,桂川沿いに出てから渡月橋を渡るまではあまりに人が多くて歩きにくかった。
鳥居本までは同じ方向に歩くハイカーはほぼおなじ大会に参加している人だったが,嵐山に入るとおなじ大会に参加している人が誰かなんて全然わからなかった。
第二ゴールの阪急嵐山駅でチェックを受け,すぐに最後の松尾山区間に挑戦した。
このルートの中でも比較的きつい区間だが,それが最後にあるのでとても辛い区間となっている。
以前,一人で歩いた時も辛かったが,やはり今回も辛かった。
言うほど高い山ではないが,結構な斜度で登り続けるし,午後の一番暑い時間なので辛かった。
そのため松尾山山頂付近のループ区間の起点となる32番標識についた時にはほっとした。
その先は最初の登りほどきつくはなく,比較的ラクに歩けた。
しかし,ループの後の苔寺への区間では,係の人が「後は下るだけだから」と言っていたが,40番標識の先や,42番標識の先の登りは結構辛かった。
あそこで残りは下りだけ,とは言ってほしくないなぁ。
それでも順調に歩き続け,午後2時20分頃にゴールの西山51番標識に到着した。
出発から7時間程度で歩いたことになる。
30km ほどだが,まずまずのペースで歩けたと思う。
ゴールでチェックしてもらい,アンケートに答え,写真を撮ってもらって,今回の大会は終了した。
そこからとぼとぼと阪急上桂駅まで歩き,15:02 発の電車に乗って帰った。
今回で,北山西部と西山区間を公式に歩いたことになる。
あと東山区間を歩けば公式に京都一周トレイルを歩くことになるので,折角だからと次回の分も申し込んでおいた。
これで公式に京都一周トレイル制覇,ということにできそう。