阿弥陀ヶ峰は山頂に行かず,途中で下り一号線の横に出る。
そして一号線をくぐり清水山に登る。
その登り口のところに第一ゴール (check point) が設定してあった。
そこをほぼ10時半に出て清水山に登った。
清水山の登りでは,ちょうど小学生と保護者の団体と一緒になり,少しペースが落ちた。
しかし,小学生がいなくても,前半の飛ばしすぎと暑さでペースが落ちていたに違いない…。
清水山の山頂付近で休憩がてら飲み物の入替えをしておいた。
そこから少し下り,再び少し登り返すとすぐに将軍塚のある東山山頂公園に着いた。
そこではジュースとバナナやオレンジなどのエイドがあった。
結構疲れが出ていたので,そこでバナナとグレープフルーツを多めに頂いた。
その先は三条通の粟田口に向かっての下りなので,言うほど苦労せずに歩けた。
三条通に出る頃にはすごく暑さを感じた。
山の中は木陰を歩けるが,街中はアスファルトの照り返しもあり,すごく暑く感じた。
三条通からねじりまんぽをくぐってインクライン沿いを登ると,やがて大神宮橋で琵琶湖疏水を越える。
そこに第二ゴールが設定してあった。
第二ゴールは11時半過ぎに通過することができた。
そこから日向大神宮内を通り七福思案処に行く。
京都一周トレイルのルートとしては,天の岩戸を通って七福思案処に向かう現道と,日向大神宮手水舎から右手に向かう旧道があるが,今回はかなりへばっていたので多少なりとも楽な現道を歩いた。
それでもだらだらと登る坂はしんどかったなぁ。
七福思案処から先は登りが続くので,そこでおにぎりを食べてしばし休憩としておいた。
その先は大文字山まで基本的に登りが続く。
いつもは単に長いなぁ,と思うだけだが,今回はしんどかった。
太ももの筋肉はまだ余裕があったが,ふくらはぎが多少やばそうな感じだった。
また,ふくらはぎの辛さ以上に体中がだるかった。
これらのことから,どうも暑さでへばってしまっていたのと,前半の平坦な区間でのハイペースでふくらはぎが疲れたみたい,と判断した。
しかし,太ももが多少なりとも動いたので,できるだけ地面を後ろに蹴らずに太ももを使って体を持ち上げるように心がけて歩いた。
その結果かどうかわからないが,まあまあのペースで大文字山に登れたと思う(と思っているのは自分だけかも…)。
大文字山では,東山45番標識から楼門の滝の横を歩いて霊鑑寺に下りるのが京都一周トレイルのコースとなっている。
しかし,今回の大会では,大文字山の三角点から大文字の火床を通って銀閣寺に下りるコースが推奨されていた。
京都一周トレイルが大文字山の火床を通っていないのは,どうも大人の事情によるものみたいだった。
今回は地図通りのルートを歩いてみたい,という人がいたので,一度大文字山の三角点まで行き,その後東山45番標識に戻って係の人に断りを入れてから霊鑑寺に向かって下った。
霊鑑寺へのルートは多少荒れてはいるが,大岩山のルートに比べると全然荒れてない,と思えるぐらいで,特に歩きにくい感じはしなかった。
そしてなんとか霊鑑寺横まで下りた時には足はヘロヘロになっていた。
霊鑑寺からも京都一周トレイルのコースに従って,法然院前まで歩き,そこから疏水沿いに下りて銀閣寺道を目指した。
さすがに最後の登りと下りで結構足を使ったので,平坦なルートでも結構しんどかった。
それでもなんとか午後2時ちょうどぐらいに最終ゴールの銀閣寺道の交番横までたどり着いた。
ゴールでは京都一周トレイルの踏破証となる木製の盾を頂いた。
今回の大会で京都一周トレイルの市内コースを踏破したことになる。
個人的に一度3分割で踏破しているので,これで2回目ということになる。
できれば2分割か,市内一周をしたいと思っているが,どうもそこまでの脚力がないような気がする…。
なにせ六甲全山縦走2回分ほどあるからなぁ…。