出発後,天王吊橋までに数人に追いついた。
しかしまだ余裕があったので,天王吊橋まで一緒に下った。
そこに他にも止まっている参加者がいたので,全員と話をして6〜7名の方がそこでリタイアとなった。
有馬街道を行く道を知っている,という参加者の方がいたので,全員を連れてバス停に向かってもらった。
鍋蓋山の登りでも数人に追いつき,リタイアの手続きを行った。
鍋蓋山には予定時刻より少し早く着いたが,そこには新規のリタイアの参加者はいなかった。
それでも出発は予定通りの時間にするために,しばし全山縦走に参加していない登山者の方々と話をして待った。
鍋蓋山の先では大龍寺の駐車場近くで数人の方に追いついた。
そこで駐車場まで一緒に行き,数人の方がリタイアされるというので,リタイアの手続きをした。
そこから皆さんバスで下ると言うので,鍋蓋山の登りでパトロール業務をされていたボランティアの方に一緒にバス停まで行ってもらった。
その後,ボランティアの方はすぐに我々に追いつかれ,市ヶ原から新神戸に下られた。
また,大龍寺の山門のところにいるボランティアの方々から交通整理用の警棒等を受け取って先に進んだ。
市ヶ原の櫻茶屋前では,新規のリタイアの方はいなかったが,すでにペースメーカーの方に完走証引換券を渡した参加者がおられた。
その方によると,ペースメーカーの人がまあまあの方から完走証引換券を受け取っていた,と聞いた。そのおかげか,市ヶ原ではリタイアの手続きはなかった。
その先,摩耶山までも10人程度の参加者に追いついた。
時間的に微妙な頃だったので,とりあえず,摩耶山掬星台の手前で我々より10分前を行く赤鬼に追いつかないといけない事を伝え,少なくとも我々青鬼よりも前を歩いてもわらないといけない事を伝えた。
また,摩耶山から宝塚までは GPS で約 21km ある,とも伝えた。
その上でどうするかの判断をお願いした。ほとんどの方はそこまでの行程でかなり疲れているので,そこからペースを上げて赤鬼に追き,さらに宝塚を目指すのは無理と判断されてリタイアとなった。
摩耶山まででも頑張るという方には先に行ってもらったが,最終的にチェックポイントの閉鎖時刻に間に合わずにリタイアとなってしまった。
摩耶山に向けての登りでは,稲妻坂の途中ぐらいまでなら,戻って新神戸に下るか,あるいは戻る途中の分岐から布引ハーブ園の上部の入口に向かう事を勧めた。
稲妻坂の先では,学校林道を下るか,あるいはまだ暗くなるまでは時間があるので摩耶山まで登ることも考慮に入れてください,と伝えた。
数人の方は下ると膝が痛いので,頑張って登るとおっしゃられた。
摩耶山への最後の登りであるゴロゴロ坂の終わりの方で数人の参加者に追いついた。
その辺りでチェックポイントが閉まる時刻になったが,せっかくなので掬星台までは頑張りましょう,と励ましながら掬星台まで歩いた。
その人達と歩くと予定の16時の少し前に着いたが,チェックポイントは5〜6分前に閉まっていた。
最後に一緒に歩いた参加者の人達は,あと10分早ければ間に合った状況だった。
聞くと途中で座ってしばし休憩しながらおにぎりを食べていた,とのことだった(確か菊水山でおにぎりを食べていたグループだったような気がする)。
それがなければ間に合ったかも,しれなかった(あくまで可能性だが…)。
そこで,途中の休憩を減らすのが全山縦走のポイントですよ,とお伝えしておいた。
摩耶山掬星台のチェックポイントで,連絡用の携帯や途中で回収した警棒,リタイア者の完走証引換券,リボン多数を提出して,業務終了となった。
下山は他のボランティアの方と一緒に上野道を下った。
その方はヘッドライトを持っていない,ということだったので,少し小走りにして急いで下った。
下りながら話をしていると,その方は実は近所の住んでいることがわかった。
最終的に王子公園駅まで一緒に下ったが,私は高速神戸駅のコインロッカーに荷物を入れてあったので,電車は別の向きだった。
そこでその方とはお別れして,高速神戸駅に戻り,コインロッカーの荷物を出してから,花隈駅近くのつかさ湯で汗を流してから帰路についた。
今回は神戸では食べずに,家の近所に戻ってからラーメン屋でビールを飲みながらラーメンを食べて帰宅した。
今回は,昨年に引き続き六甲全山縦走大会のスイーパーをした。
今回は一緒に業務をした方がトレランをされていて脚力があったので,昨年よりは比較的うまく業務ができた気がする。
今年は11/23に半縦走の青鬼をするので,今回の経験が活かせればいいなぁ,と思っている。