東六甲でリハビリトレーニング
・2020年10月3日(土)晴れのち曇り
・六甲山(東六甲,トゥエンティクロス)
・28.8km (沿面距離 29.4km,累積上昇 1968.6m,累積下降 -1966.4m)
|
|
|
今回の一枚 山の上でホットサンドとビール |
|
宝塚駅(6:59)→宝来橋南詰(7:03)→塩尾寺(7:43)→岩倉山(8:00)→大谷乗越(8:29)→大平山林道(8:43,8:52)→船坂峠(9:11)→水無山(9:37)→東六甲縦走路分岐(9:51)→一軒茶屋前(10:04)
→六甲山最高峰(10:12)→六甲ガーデンテラス(10:58)→Third Place Rokko(11:23,12:03)→記念碑台前(12:08)→丁字ヶ辻(12:21)→三国池下(12:30)→自然の家前(12:41)→穂高湖入口(12:47)
→穂高湖堰堤(12:52)→マムシ谷分岐(13:06)→徳川道分岐(13:24)→桜谷分岐(13:26)→石楠花山分岐(13:34)→ヌケ谷分岐(13:42)→森林植物園東口分岐(13:45)→あじさい広場(14:13)
→地蔵谷分岐(14:25)→天狗道分岐(14:29)→市ヶ原櫻茶屋前(14:41)→五本松ダム(14:58)→布引の滝(15:11)→新神戸駅(15:20)
(徒歩時間 = 8h21m)
今回のルートマップ:登山道のGNSS記録(地理院地図+写真)
2020年10月3日(土)の登山の日に,リハビリ第3弾として,宝塚から東六甲縦走路を上り,六甲山最高峰から穂高湖,そしてシェール道からトゥエンティクロスを下る区間を歩いてみた。
2020年は春先からの新型コロナウィルスの関係で,夏前後はあまり遠出をしないでおいたが,そろそろ移動の制限も緩和されてきたので,六甲に遠征に行ってみた。
リハビリ第3弾は30km歩く,を目標にしてみた。また,荷物は登山のフル装備に近いものとし,飲料 3L,レインウェア,着替えの服,銭湯後のための着替え一式,防寒用のソフトシェル,デジカメ,スマートフォン,折りたたみ傘,などを持っていった。
そのため,荷物は結構重くなってしまった。しかし,手術前はこの程度の荷物で普通に歩いていたので,そろそろこれぐらい持って歩けるようになろう,と思って持っていった。
コースは,当初,須磨浦公園から摩耶山辺りまで,と思っていたが,ふと,宝塚から東六甲縦走路を登ってみよう,と思った。その方が序盤に一気に最高峰まで登るからトレーニングになるかな,と思って。
しかし,やはりリハビリ中の足腰には結構きつくて,六甲山最高峰にたどり着いた時点で結構ヘロヘロになってしまった。
ま,その分トレーニングにはなったかもしれないが…。
阪急宝塚駅に着いたのは午前7時前だった。駅のトイレに寄り,宝塚歌劇の銅像を撮ってから歩き始めた。
宝塚駅からまず宝来橋を渡り,ナチュールスパ宝塚の横から塩尾寺を目指す。実はこの区間ですでにかなり脚にきてしまった。
宝来橋南詰が標高50m弱なのに対し,塩尾寺の門の前は標高350mを越えていて,一気に 300m を登ることになるが,荷物が重めだったからか,リハビリ中だったかはわからないが,とにかくしんどかった。
しかし,本来の東六甲縦走路はそこから始まる…。つまり,そこから辛い修行の始まりを意味していた…。
塩尾寺からはとりあえずぐいっと登る。下る時にはあっという間に感じるが,登るとまあまあしっかりした上りとなっている。
その後,少し緩やかになるが,なんだかんだとずっと登っていて,時々短い距離でぐいっと標高があがるところもあり,ボディーブローのように少しずつ脚に疲労が溜まっていく感じだった。
途中,岩倉山すぐ,というお手製の標識があったので行ってみたが,いまいち山頂っぽくなくてすぐに引き返した。
そこから縦走路をひたすら逆行した。なまじコースを知っているだけに,次はどれぐらい登るか,とかがわかってしまって,なかなかにしんどい行程だった。
大谷乗越の先で急に高度を上げて大平山に向かう感じになる。あの辺りは一番しんどかったかもしれない。
なにせまだ先は長いのに,かなり脚にきてるのがわかったから。あの区間も下りはあっという間なのに,上りだとかなりきつくて,上りと下りでこんなに印象が違うのか,とまざまざと見せつけられた感じがした。
そのせいで,大平山の舗装林道に出た時点でまじめに引き返そうか,と考えてしまった。
でも,まだ午前9時前だったので,とりあえずなんとか最高峰からガーデンテラスまでは行きたいと思って歩き続けた。
(つづく…)
大平山の舗装林道が終わってからはあまりアップダウンはない印象があるが,前半は結構上りがある。これまた順方向に歩いている時はそんなにしんどくはないが,上りだと疲れる。
途中の見晴らしがいい辺りをすぎると(30番標識辺りをすぎると),船坂峠までは少々の下りと緩い上りしかないので,あっという間に船坂峠につく感じがした。
船坂峠から先はきつい上りが続く。船坂峠の先すぐ,船坂峠と水無山の間,水無山,にきつい上りがあり,途中で短い休憩を入れながらなんとか登った。
東六甲縦走路から車道に出た時には,もうホッとして力が抜けそうだった。
しかし,せっかくなので頑張って六甲山最高峰まで登っておいた。
六甲山最高峰からガーデンテラスまでは,極力車道沿いを歩こうか,とも考えたけど,対向してくる人たちが登山者もトレランの人もみんな登山道を来るので,ここは頑張らないと,と思って,登山道を使ってガーデンテラスまで行った。ガーデンテラスの直前の極楽茶屋跡からも,中継アンテナのある辺りや,その先からの眺めがよかったよなぁ,と思って,ここでも頑張って登山道を使った。
ま,なんだかんだでトレーニングになったかもしれない。
ガーデンテラスは観光客の人達が少し戻ってきてる感じがした。6月に全山縦走した時にはほとんど人がいなかったからなぁ…。それでも,いつもに比べるとまだ人は少ない感じだったけどね。
登山者やトレランの人はまあまあいたような気もする。登山やトレランは3密じゃないからねぇ。
ガーデンテラスでは特に休憩することなく先にすすんだ。みよし観音を過ぎ,ゴルフ場の間を抜けた辺りにある Third Place Rokko というお店に寄ってみた。
全山縦走の時から気になってたけど,全山縦走の時は時間が惜しいからいつもパスしていたからね。
それに時間が11時半頃でちょうどお昼ごはんにいい時間や,と思ったから。
注文したのはテリヤキチキンのホットサンド。
で,図に乗って,まだ山の上というのに,後はほぼ下るだけや,と勝手に決めつけて,ビールを飲んでしまった…。
まぁ,これが美味しいこと。山の上で飲むビールはいいねぇ。ただ,意外と暑くならなくて,じっとしてると汗が引いてきて少し寒気を感じてしまったけど…。
Third Place Rokko でホットサンドとビールを楽しんだ後は,できるだけラクに下山しようと思って(それでも歩いて下山しようとしただけ偉い??),上りが少なそうなシェール道からトゥエンティクロスで新神戸を目指した。
そのためには記念碑台から山上道路の横を歩き,三国池下の東屋のあるところから登山道で神戸市立自然の家の辺りに出た。
そこから車道沿いに穂高湖の西側の入口の辺りまで行き,穂高堰堤経由でシェール道に入った。
その先は何度か歩いている道なので余裕~,と思っていたが,思ったよりも距離があったのか,かなりしんどかった。
前半の上りで頑張りすぎたのか,はたまた,1ヶ月以上のブランクで思った以上に筋肉がなくなっていたからか…。
いずれにしても,穂高湖から市ヶ原までが遠かった。
シェール道,トゥエンティクロスは生田川の水量が少なめだったので,渡渉に問題はなかった。以前歩いた時は水が多めで手間取ったけどね。
また,崩落地は一応は安定して見えた。大雨が降ると大きく崩れそうやけど…。
市ヶ原に着く直前辺りで,某高校の山岳部の人たちとすれ違った。で,しんがりにいた先生に声をかけてみたら,思ったとおり友人のお兄さんだった。
確かに似てた…。でも,もうすぐ還暦なのに高校生たちよりも元気に登っていた気がする。すごいなぁ…。ま,高校生は20kgほどの荷物を持っていたけどね。
市ヶ原からは,元気なら大龍寺の駐車場まで行ってそこから諏訪山公園に下ろうかと思っていたが,完全にへばってしまっていたのでまっすぐに新神戸を目指した。
市ヶ原からは勝手知ったる道だが,完全にへばった足には遠かったなぁ…。
布引の滝の前は結構人が多かった。滝を見に登山以外の人も結構いた。やっぱり人の動きが活発化してるねぇ。
で,なんだかんだで8時間20分ほどかけて(休憩してビールも飲んでたけど…)宝塚から新神戸までたどり着くことができた。
新神戸からは神戸市営地下鉄に乗って県庁前まで行き,そこから少し歩いて花隈にある,いつものつかさ湯に行った。
つかさ湯は,タオルやシャンプを持参してるとお風呂代が安く済むし,土日はお昼から開いてるから重宝している。
そこで汗を流した後,いつものように元町商店街にある焼き鳥屋さんで一人反省会をしてから帰った。
帰りの電車では結構爆睡したみたいで,あっという間に家の近くの駅まで着いた気がした。
いやぁ,久々の 30km は長かった…。
|
(下記の小さめの写真をクリックすると,大きめの写真が見れます。
大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます) |
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) そしてこれがナチュールスパ宝塚の川側
|
|
(撮影日 2020/10/03) 塩尾寺への上りの途中にあるヘアピンにて
|
|
(撮影日 2020/10/03) 大阪の街にはもやがかかってるみたい
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) そして大谷乗越。すでにもうヘロヘロ
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 上りは怖くはないけど足が上がらない…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 大平山の林道に出た
|
|
(撮影日 2020/10/03) 大平山の舗装林道。もう完全に疲れてた
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 一応,金葛(金剛山,大和葛城)が…
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 縦走の時はこっち向きに歩いて下ってる
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) こんな大きな岩あったっけ?と思った
|
|
(撮影日 2020/10/03) 下りの方向を見たら風景の記憶あるけど…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 岩を通過して振返ると岩が目立たない…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 展望所のそばだった
|
|
(撮影日 2020/10/03) 大平山の先の展望スポットから見た甲山
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 下る時は思わないけど結構な上りだった
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) そこからあっという間に船坂峠まで来た
|
|
(撮影日 2020/10/03) 水無山手前にある大岩も下からしか…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 27番,水無山通過
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ありゃ,崩れてる…。でも登山道は無事
|
|
(撮影日 2020/10/03) 意外と登ってると言いたかったと思う
|
|
(撮影日 2020/10/03) このトラバースの先で最後の上りのはず…
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ここを登ってきた。右端は手袋が…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 縦走路の最後の登山道区間は113番カーブ
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 一軒茶屋の向かいに新しいトイレ建設中
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) トイレ建設現場を振り返って撮ってみた
|
|
(撮影日 2020/10/03) 六甲山最高峰への上りの途中から撮った
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ちゃんとサボらずに六甲山最高峰に来た
|
|
(撮影日 2020/10/03) ガーデンテラス近くにある電波塔群
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 石碑をアンテナとかぶらせて撮ってみた
|
|
(撮影日 2020/10/03) アンテナ群への上りは地味にこたえた
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) やっとガーデンテラス近くのアンテナ群
|
|
(撮影日 2020/10/03) ガーデンテラス近くから見た大阪湾
|
|
(撮影日 2020/10/03) アンテナは西おたふく山のアンテナのはず
|
|
(撮影日 2020/10/03) あれは最高峰のそばにあるアンテナのはず…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 「六」のある場所を通ったという証拠写真
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ガーデンテラス(昔の凌雲台)に到着
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 芸術散歩マップは Rokko Meets Art
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) いつもはこっち向き
|
|
(撮影日 2020/10/03) 後は下るだけだからとここで休憩した
|
|
(撮影日 2020/10/03) 緑が気持ちよかった
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) で,ホットサンドにハートランドビール
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) テリヤキチキンのホットサンド美味
|
|
(撮影日 2020/10/03) ビールもうまかった
|
|
(撮影日 2020/10/03) この後意外と長くてビールやりすぎと反省
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) お店はThird Place Rokko という名前
|
|
(撮影日 2020/10/03) なぜに六甲山キャノンボールランが…?
|
|
(撮影日 2020/10/03) 縦走路から見たThird Place Rokko
|
|
(撮影日 2020/10/03) 六甲山ホテル通過。これは振り返って撮影
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 三国池下の東屋から登山道区間へ
|
|
(撮影日 2020/10/03) 途中省略して…穂高湖までやってきた
|
|
(撮影日 2020/10/03) 今日はここからトゥエンティクロスへ
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 穂高堰堤って,そのまんまのお名前…
|
|
(撮影日 2020/10/03) みんながお弁当を食べてる穂高湖の東屋
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) こんな道を行く。左は川が近いねぇ
|
|
(撮影日 2020/10/03) どうやら土砂で堰堤が埋まったみたい
|
|
(撮影日 2020/10/03) 川面がほぼ登山道と同じ高さになってる
|
|
(撮影日 2020/10/03) マムシ谷分岐は完全に埋まってしまった
|
|
(撮影日 2020/10/03) 画面右から沢を越えて正面の階段へ行く
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 正面の階段にいたお姉さん達とすれ違う
|
|
(撮影日 2020/10/03) 階段登った先はこの激下りが待ってた
|
|
(撮影日 2020/10/03) もうこんなに下ったのにまだ下りが…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 洪水で木の橋がずれてしまったみたい
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 橋の手前の道を振り返って撮ってみた
|
|
(撮影日 2020/10/03) ちょっとのんびりした雰囲気の区間
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ちょっと大きめの渡渉ポイントあった
|
|
(撮影日 2020/10/03) 多い時は黒い岩は流れに隠れそう
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 穂高湖から別ルート来た徳川道と合流
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 穂高湖からこっちのシェール道を来た
|
|
(撮影日 2020/10/03) すぐに桜谷分岐。左上は桜谷で摩耶山
|
|
(撮影日 2020/10/03) 桜谷分岐のところで大きめの渡渉箇所
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 川にはみ出して歩ける通路があった
|
|
(撮影日 2020/10/03) 以前はもっとボロい木道だったはず…
|
|
(撮影日 2020/10/03) 西六甲ドライブウェイに登れる分岐点
|
|
(撮影日 2020/10/03) まっすぐ行くと森林植物園東口へ
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ここを渡渉しても森林植物園東口へ
|
|
(撮影日 2020/10/03) トゥエンティクロスについての説明?
|
|
(撮影日 2020/10/03) あじさい広場の先にある大崩落の件
|
|
(撮影日 2020/10/03) 道はどこ?河原を進んで奥の階段へ
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 堰堤を迂回するための急勾配を振返る
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 以前は右の階段からまっすぐ渡渉してた
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ここから分水嶺越林道へ迂回しろって
|
|
(撮影日 2020/10/03) でも今日は渡渉してそのまま行こう
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ここを渡って中洲を進み河童橋へ
|
|
(撮影日 2020/10/03) 右が中洲。向こうに河童橋が見えてる
|
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) ここがあじさい広場
|
|
(撮影日 2020/10/03) あっちの道は分水嶺越林道に行けるはず
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 大雨が降ると確かに再び崩れそうかも
|
|
(撮影日 2020/10/03) とりあえずは安定してそうな感じやけど
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) この堰堤も埋まってしまってる感じ…
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 黒岩尾根への分岐点までやってきたぞ
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) すぐに地蔵谷分岐。ここは右の市ヶ原へ
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 天狗道(六甲全山縦走路で摩耶山)へ
|
|
(撮影日 2020/10/03) 市ヶ原の櫻茶屋前まで戻ってきた
|
|
(撮影日 2020/10/03) まだ新神戸駅までは時間かかるけどね
|
|
(撮影日 2020/10/03) この分岐を右に行くと布引の滝経由
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) 普通は右下の布引の滝経由で新神戸へ
|
|
|
|
|
|
(撮影日 2020/10/03) これは自然に水位が低いのだろうか?
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|