更埴ICから川の道のルートに従って,R18,r77,R117 を使って善光寺を目指して北上した。
途中,ゼッケンをつけて歩道を歩いている川の道の参加者とおぼしき人を何人か見かけた。
最初の人は篠ノ井橋のチェックポイント(CP)辺りで見かけた。
ちょうどチェックポイントが見当たらないなぁ,と思っていたので,その人に声をかけてみた。
それまではチェックポイントにはスタッフがいて時刻をチェックすると思っていたが,
主なチェックポイント以外は人がいなくて,通過時刻は自己申告ということだった。
仕方ないので,ネットでその人(ゼッケン143番)が小諸に着いた時刻を確認してみた。
その人は友人よりも少しだけ遅くに小諸に着いていたので,友人はもう少し前に進んでいると予想した。
そこで,善光寺に向かって,左右の歩道をチラチラ見ながらゆっくりを北上した。
途中,218, 219 番の男性二人や 193 番の女性をみかけた。
どなたも友人と近い時刻に小諸に着いていたので,トラブルがなければその先に友人がいそうな感じだった。
やがて犀川を越え,JR の跨線橋を越えた辺りで道端で止まっているオレンジ色のシャツの人物見えた。
かがんでいたのでゼッケンが見えなかったが気になったので,すぐ先でバイクを駐めて歩いて見に行こうと思った。
バイクを止めると,ちょうどこちらに向かって歩道を歩いてくるのが見えた。
その時にゼッケンを見るとその友人だった。
驚かそうと思って,すぐには声をかけずにヘルメットをかぶったまま笑顔でその友人をジロジロ見てみた。
当初,友人はまさかそこに応援がいるとは思っていなかったみたいで,怪訝な顔つきで会釈してきた。
きっと,そこらの人が応援してくれてると思ったのだろう。
そこで,友人の名前を呼び,ヘルメットを脱いだ。
その時初めて直接応援に来たとわかったみたいで,えらく驚くと共にちょっとほっとした感じの笑顔になった。
本人はまさか長野まで応援にくる人間がいるとは思っていなかったみたいで,えらく感動してくれた。
調子を聞くと前回大会よりは順調に歩けてる,ということだった。
せっかくなので,助けになると思って持っていっていたアミノ酸系のサプリやテーピングテープなどを見せ,欲しいものを持っていくように伝えた。
どれも普段私が使えるものなので,荷物になりすぎないように欲しいものだけ持っていくように念を押した。
彼はその場でゼリー状の BCAA を飲み,粉末のアミノバイタル4000がほしいと言ったので,どうぞどうぞと勧めた。
アミノバイタルは3包だけでいいと言ったが,軽いものだし,せっかくなのでその場にあった9個か10個全部を持っていくように勧め,彼も遠慮なく持っていくわ,と言って持っていった。
多少なりともサポートができて,応援に行った甲斐があった。
しばらく話をしたのち,ゴミを受け取り,その後の健闘を祈って別れた。
その先に先回りしてサポートしてもいいかな?とも思ったが,こちらも次の日の予定があったし,あまり干渉してもペースが乱れるかも,と思ってその場で別れた。
つまり,そこで声をかけるためだけに長野に行ったことになる。
で,せっかくなのでどこかに寄って帰ろうと思い,長野の西にある鬼無里(きなさ)にある「おやき」のお店のいろは堂に寄ることにした。
いろは堂がある鬼無里は昔は四方を山に囲まれた場所だったみたいだが,今は国道406号線が改良されて比較的行きやすくなっている。
長野でガソリンを入れた後で,R406 を西に進み,10時前にいろは堂に着いた。
そこで,お土産のおやきを買った。たくさん買ったら結構いい値段になってしまったが…。
その後は帰るだけとなったが,まだお昼前だったし,経費削減も考えてできるだけ下道を使おうと思った。
そこで,そのまま R406 で白馬に抜け,R148 で大町,そこから南下して R158 と安房峠道路を通って高山に抜ける作戦にしてみた。
白馬に抜けるのはすぐだった。
山の上の方にはまだまだ雪が残っていたが,麓に近いあたりはさすがに雪は溶けていた。
そこからは R148 をのんびり南下して,大町の先まで行った。
そして JR を越える跨線橋を過ぎた辺りで西側の山沿いを走る県道に入り,高原風の風景を見ながらのんびりと走った。
R158 に入ってからものんびり走り,13時半頃に高山の入口辺りにたどり着いた。
少しお腹も空いてたし,高山市内をどう抜けるかを検討するためにコンビニで休憩した。
高山からさらに下道で美濃加茂や関辺りまで走ってもよかったが,かなり疲れてきたので,高速で帰ることにした。
そこで,コンビニで休憩した後,高山市内を避けて r89 で北側から高山に入り,そのまま R41 のバイパスと高山清見道路で飛騨清見ICに向かった。
その辺りは特にひどい渋滞もなく,順調に走れた。
東海北陸道に入ってからも順調だった。
ガソリンを入れるためにひるがの高原SAに入ろうと思っていた。
しかし,松ノ木峠PA手前ですごく眠くなったので,松ノ木峠PAに入って30分ほど昼寝してしまった。
その後,ひるがの高原SAに寄り,ソフトクリームを食べ,ガソリンを入れてから西を目指した。
途中,電光掲示板に名神との合流付近で渋滞とあったが,ほぼ渋滞に遭遇せずに名神に入れた。
しかし,名神を走っていると,大垣の手前辺りの電光掲示板に養老JCTから米原JCTの間で事故渋滞とでてきた。
距離は11kmと出ていた。
大垣で下りる手もあったが,とりあえず情報収集と休憩のために養老SAに入ることにした。
その先で渋滞と出ていたが,関ヶ原ICまでならなんとか頑張れそうだったし…。
養老SAでは土産を見たり,ちょっとしたおやつを食べたりして,30分ほどうだうだした。
また,コンシェルジュの人に渋滞の状況を尋ねたりした。
コンシェルジュの人は処理班の人に問い合わせたりもしてくれたが,あまりはっきりしたことはわからないみたいだった。
渋滞の原因は伊吹PA手前の事故と,さらにその手前の事故らしかった。
そのうちの1個の処理が終わった,という情報が入ったので,待ちきれずに出発した。
渋滞区間を突破するなら暗くなる前がいいというのもあったのだが…。
出発するとすぐに渋滞で止まってしまった。ところが,関ヶ原IC付近まではビシっとつまっていたが,その先はチョロチョロと流れ始めた。
そして,気づいたら普通のスピードになっていた。
結果的に出発した判断は正しかったみたい。
後は順調に帰ることができた。