FM-VICS はどこにつなぐのかと思ったら,FM-VICS はカーアダプターケーブルの途中に VICS 装置が付けてある。
そして VICS 用のアンテナはカーアダプターケーブル途中の VICS 装置本体にあるコネクターにステレオピンジャックを差し込む。
このカーアダプターケーブルのナビ側のコネクタは miniUSB コネクターであり,ナビ本体の microUSB コネクターとは違っている。
そのため
nüvi 3770V 本体をクレードルにはめ,クレードルにカーアダプターをつないで使う。
カーアダプターの miniUSB を変換ケーブルで microUSB にすればカーアダプターからナビ本体に直接電源を供給できるが,
残念ながら VICS を認識してくれなかったのでクレードルは必要みたい。
nüvi 3770V は
大容量記憶装置モードとして直接つなぐ以外にも,
microSD カードを使うこともできる。
カタログやマニュアルには単に
microSD カードとしか書いてない。
単に
microSD カードというと 2GB までなのだが,
ちょっと物足りないと思ったので試しに
microSDHC カード (8GB) を入れてみた。
結果はというと,一応 8GB の
microSDHC カード を認識したし,音楽データもうまく読めている。
ただし,音楽データがまだ 1GB 弱しか入ってないので,完全に使えると言い切れない…。
(
追記)頑張って音楽データを3.5GB程度まで増やしてみた。
それでもちゃんと音楽データを認識して,音楽を聞くことができている。
まだ4GBを超えていないが,多分 8GB の
microSDHC はフルに使えそうな気がする。
ちなみに音楽データを増やすのに頑張らないといけない理由は,m4a もデータを MP3 にしないといけないから(下記参照)
音楽データはどこに置けばいいのか?と思っていろいろ試してみたのだが,
場所としてはナビ本体のメモリ上でもいいし,microSD カード上でもいいみたい。
フォルダも特に指定はないみたいだが,プレイリストを作ると本体のメモリ上に
MP3 というフォルダができていた。
なので,一応
MP3 というフォルダを microSD カード上に作り,
かつ,その中にアーティスト別のフォルダを作り,さらにその下にアルバム別にフォルダを作って,そこに音楽データを入れてみた。
それでも
nüvi 3770V はちゃんと音楽データを認識した。
ただし,
音楽データは MP3 でないといけない。
m4a ではだめだった。m4a だと microSD にコピーされるが,
nüvi 3770V では認識されない。
選曲はアーティスト,アルバム等でできるが,コンピレーション・アルバムには対応してないみたいで,
コンピレーション・アルバムの曲はバラバラで探さないといけなかった。
その辺りの操作性はまだまだ向上の余地があると感じた。
(
追記2)ふと気づいたのだが,ファイル名や曲名に日本語が入っていても特に問題はなかった。
きっと utf8 か何かになっているんだと思うが…。
また,
nüvi 3770V 本体でプレイリストを作ると漢字への変換をしてくれないが(もしかして可能なのかなぁ?),
nüvi 3770V をPCに microUSB --> USB としてつないだ後で,
出来上がったプレイリストをエディターで編集すると,漢字名のプレイリストも可能だった。
ちなみにプレイリストは以下の様なものとなっている。
1行目を除き曲のリストになっていて,2行で1曲となっている。
#EXTM3U
#EXTINF: -1, Irresistiblement
1:/Music/Sylvie_Vartan/Best_Collection/01 Irresistiblement.mp3
#EXTINF: -1, Zum Zum Zum
1:/Music/Sylvie_Vartan/Best_Collection/02 Zum Zum Zum.mp3
#EXTINF: -1, Quand Le Film Est Triste (Sad Movies)
1:/Music/Sylvie_Vartan/Best_Collection/03 Quand Le Film Est Triste (Sad Mov.mp3
#EXTINF: -1, La Plus Belle Pour Aller Danser
1:/Music/Sylvie_Vartan/Best_Collection/04 La Plus Belle Pour Aller Danser.mp3
.....
..(以下続く)..
曲順が気に入らない時は,エディターでプレイリストのファイルを編集すれば曲順を変更することも可能である。
GARMIN社のサイトに行くと,
myGarmin" というところがある。
その
myGarmin に行くと,自分のナビを登録することができる。
登録すると,そのナビ用のアイコンデータ(ナビの地図上に示す自分自身用のアイコン)をダウンロードできる。
ガーミンガレージというとこでできるのだが,細かいことは忘れてしまった。
少なくともナビ本体を
大容量記憶装置モードとしてコンピューターにつないでないといけない。
今回はバイク用に使うので,バイク用のデータを入れておいた。
またオービスデータは
いいよねっとにある。
場所は「ダウンロード」の中の「ソフトウェア」の中の下の方にある。
本体の格納場所としては「POI」というフォルダの中(のはず…)。
どの程度使えるかはまだ試してないのでわからない。
(
追記)高速で使ってみたが,ぼーっとしてても忘れた頃に教えてくれるので,ちょっと便利かも。
ただし,全部のオービスを完全には網羅できていないみたいなので,あくまで参考程度やけどね。
ナビとしてはまだ長距離を走ってないからわからないが,まあまあいい感じがする。
長いトンネルの中では GPS 衛星を見失うこともあるが,短いトンネルなら推定しながら走ってるみたいで簡単には見失った,とは表示されない。
やはり感度はいいみたい。
また,道路情報を持っているので簡単には経路を外れたりはしない。
さすがは
GARMIN 製だけのことはある。
ただ,勝手が違うのが検索と経由地点の入れ方。
私の場合,車のナビだと地図の解像度を下げて大きく移動し,そこで解像度を上げながら行きたい目的地を選ぶことが多い。
電話番号とか住所で検索することはほとんどと言っていいほどない。
しかし,今回の
nüvi 3770V の場合は,
ポータブルナビであり画面が小さいこともあって,移動して地図上の点を目的地に選ぶ,というのがちょっと面倒。
そうなると,施設等の名称や電話番号,あるいは住所で指定しないといけない。
今のところ,当該の施設や地点が登録されてない時は近くの施設や地点を指定してみる。
すると,地図で選んだ地点が表示されるので,そこから移動すればなんとかなる。
まぁ,慣れればこんなもんか,という感じであまり気になるようなことではない。
むしろ経由地点の入れ方,使い方が少しいつもと違っている。
これは GARMIN だからなのか,ポータブルナビだからなのかわからないが,
車のナビみたいにどこかに向かっている途中で経由地点の挿入ができないみたい。
でも,ある地点に行くのにいろんなルートがあるし,他の場所に寄ってから行きたいことも多いので,
経由地点を入れれないのは困ったなぁ,と思っていた。
そしたら,検索のページに「ルート」というボタンがあった。
どうやら経由地点という考え方をせずに,ルートを作成する,という考え方みたい。
新規にルートを作り,経由地点を追加してルートを一度適切な名前で保存する。
そして,もう一度そのルートを選ぶとルートに沿って案内をしてくれる。
ま,これも慣れやねぇ…。
(
追記)経由点の挿入ができないみたい,と書いたが,説明書をよく読むと後から経由点を追加できる。
やり方はルート案内中に新たに検索しなおし「出発」を押すと,「経由地」あるいは「新たな目的地」を選ぶ選択画面が出てくる。
そこで「経由地」を選ぶと経由地を挿入できる。
しかし,複数の経由地を入れると最後に入れたものが最初の経由地になってしまった。
いろいろ探ってみたがこの方法で入力した経由点の順を入れ替える方法がわからなかった。
下手すると同じルートを行ってから戻るということになりかねない。
複数の経路点がある場合には「ルート」を作らないといけないみたい。
電源に関しては,FM-VICS の制限からカーアダプターを使わないといけない。
そこで,バイク用のシガーソケット(メス)をつけようと思っている。
製品としてはニューイング(NEWING)製の DCステーション シングル NSMS-002ってのを買ってみた。
また,キースイッチと連動させたいので,エーモン製のリレーやギボシ端子のついた二股を買ってみた。
うまく付けれるかなぁ?
以上,ある程度ナビについていろいろやってみたが,Bluetooth は試せてないし,まだまだナビとして使い込んでいないので,
ナビとしての使い勝手等に関しては別の機会に書きたいと思っている。
バイクへのマウントはアメリカ製の RAM マウントにしてみた。
GPS ストアは RAM マウントが豊富なのもこの店を選んだ理由の一つ。
今回はバイク側はブレーキレバーのホルダーに共締めするベースにしてみた。
シングルボールにする手もあったが,試しに2ボールのベースにしてみた。
ナビ側は
nüvi 3770V 専用のホルダーにしてみた。
nüvi 3770V 専用のホルダーは,
nüvi 3770V 本体に付属してるクレードルをはめ込んで使う。
クレードルを専用ホルダーにはめ込む際にはとても硬いので勇気が必要だった。
(
追記:ナビ本体をホルダーにセットする時はもっと硬くて怖かった…。下を先にはめてから上をはめるのだが,これが硬くて力の入れ方を間違えるとナビを壊しそう…)
当然防水はまったくないが,当面はできるだけ雨なら使わない,緊急の時には防水性のある袋をかけてナビ本体を保護する,という方針でいこうと思っている。
RAM マウントには防水機能のあるホルダーケースもあるが,現時点では静電容量方式タッチパネルに対応していないらしい。
もうすぐ静電容量方式タッチパネルに対応した防水ケースも売り出されるとのことなので,
発売されたら防水ケースも検討したいと思っている。
nüvi 3770V 設置に続く
一部の写真は見にくいので,少し明るすぎる感じに加工しています。