堂倉坂は辛かった(前半)
・2014年5月24日(土)晴れ
・大杉谷登山道(大台ケ原~光滝)
・236 km(前後半のバイクの走行距離合計)
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今回の一枚 堂倉滝 |
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大台ケ原駐車場(6:12)→日出ヶ岳(6:50)→シャクナゲ平(7:30)→堂倉小屋(8:25)→堂倉滝(9:16)→光滝(10:08)
(上記タイムはかなり早めだったので,登山の参考にはしないでください)
前半をとばして後半へ
大杉谷登山道マップ
大杉谷登山道マップの裏
(登山中の写真の位置情報はあまり正確ではありません。GNSS/GPS の電波の受信状況があまりよくなかったみたいです。)
一週間前に宮川第三発電所から光滝までを往復したので,今回は大台ケ原から光滝を往復して,大杉谷登山道の全線を踏破した。
出発は午前4時前だった。
大台ケ原に着いたのは午前5時半ごろだった。
トイレに行ったりして出発準備をしていると,出発は午前6時過ぎになった。
そこからまずは台高山地の最高峰である日出ヶ岳を目指す。
日出ヶ岳までは大台ケ原の散策道の一部であり,歩くのに苦労は全くない。
日出ヶ岳までは意外と遠く,歩いて40分ほどかかった。
日出ヶ岳には展望所があり,そこに休憩スペースがある。
そこで休憩したのち,大杉谷登山道に入っていった。
大杉谷登山道の出だしは638段(私調べ)を下る。
そこにはシャクナゲが沢山生えていた。
上の方は花はまだいまいち咲いてなかったが,下に行くに従って満開の所もあった。
日出ヶ岳からミネコシまではずっと下りだった。ということは,帰りはずっと登りという事なのだが…。
ミネコシでほんの少し登るが,その先も基本的にずっと下りが続く。
ミネコシからは尾根伝いに下り,シャクナゲ平,シャクナゲ坂,と下って行く。
尾根伝いに行くので,要所要所で急な斜面があった。
距離としては短いのだが,鎖場もあった。
シャクナゲ坂から先,少しきつめの坂が長く続くと,やがて分岐点にたどり着く。
ここを左に行くと粟谷小屋に行ける。右に行くと堂倉小屋を経由する登山道本道となっている。
今回は登山道本道を歩いて,堂倉小屋経由で下った。
(つづく…)
堂倉小屋は避難小屋であり,中には2段のベッドがあるが,それ以外はがらんどうとだった。
さすがに天気がいい日だったので,中には誰もいなかった。
堂倉小屋の下はすぐに大台林道だった。
大台林道を100mほど行くと,堂倉滝への下り坂の堂倉坂の入口があった。
この1.3kmの区間がとても大変だった。
入口はほん少しだけ登るが,後はひたすら急な下りだった。
かつて階段があったと思われる箇所が何箇所も木の根でグチャグチャになっていた。
鎖場やロープなどの箇所も多数あり,下るだけでも結構しんどかった。
帰りはこれを登るのかぁ,と思いながら下った。
ある程度下ると沢の音が聞こえてくる。
それを心の糧にして,頑張って下った。
堂倉滝は水量が豊富で,迫力ある滝だった。
頑張って歩いて下りた甲斐があった。
他にも大台ケ原から堂倉滝を往復している人たちがいたが,皆,登りの心配をしていた。
さすがに堂倉坂は厳しかったからなぁ…。
他の人達はそのまま引き返すとの事だったが,私は光滝を目指した。
先週下から光滝まで来ているので,光滝までいけば大杉谷登山道全線踏破することになるので。
堂倉滝から先は沢沿いの道であり,下流と同じ雰囲気の道だった。
沢沿いで幅が狭く,沢の上の方を歩く。
堂倉滝から隠滝まではアップダウンはほとんど無いが,濡れた場所や鎖場も多く歩くのに気を使うルートだった。
途中,対岸に与太郎滝があったが木が邪魔でちゃんとは見れなかった。
隠滝は吊橋から後ろに見えると言う事だったが,今回は音はすれども姿は見えず,だった。
隠滝って見ることはできるのだろうか…?
隠滝から鎖場を下ると光滝にでる。
この区間は光滝を巻いているので,それなりに急な斜面だった。
しかし距離が短いので,そんなに大変な感じはしなかった。
七ツ釜滝の上部と似た感じだった。
光滝の水量は心なしか増えていたような気がした。
元気だったら七ツ釜滝まで下ろうかと思ったが,堂倉坂の登りを考えると無理はしないでおくことにした。
後半へ続く
大杉谷登山センター
桃の木山の家
今回のルートマップ: ルートマップ(後半と共通)
今回のルートマップ: 登山道のGPS記録(後半と共通)
今回のルートマップ: 登山道のGPS記録(地理院地図+写真)(後半と共通)
(登山中の位置情報はあまり正確ではありません。GNSS/GPS の電波の受信状況があまりよくなかったみたいです。)
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(下記の小さめの写真をクリックすると,大きめの写真が見れます。
大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます) |
(撮影日 2014/05/24) 早朝の大台ケ原駐車場
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(撮影日 2014/05/24) トイレ(右)と土産物店(かな?)が見える
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(撮影日 2014/05/24) こっちの大台ケ原ドライブウェイを走ってきた
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(撮影日 2014/05/24) まずは遊歩道を歩いて日出ヶ岳山頂を目指す
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(撮影日 2014/05/24) 洗い越し状態の歩道
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(撮影日 2014/05/24) 正木ヶ原との分岐点
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(撮影日 2014/05/24) 日本屈指の豪雨地帯に関する説明の文書
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(撮影日 2014/05/24) 北が下になっている日出ヶ岳が中心の地図
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(撮影日 2014/05/24) 左へ行って登山道へ
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(撮影日 2014/05/24) 倒木は登山道のそこいら中に見受けられた
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(撮影日 2014/05/24) 石楠花(シャクナゲ)の木々の合間を行く
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(撮影日 2014/05/24) 倒木は切り込み入れて歩きやすくしてある
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(撮影日 2014/05/24) 階段が終わって登山道がなだらかになった
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(撮影日 2014/05/24) 木の根で歩きづらい
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(撮影日 2014/05/24) 踏み跡などを探しながら登山道を探す
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(撮影日 2014/05/24) 赤い目印があると登山道もわかりやすい
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(撮影日 2014/05/24) 下は意外と乾いてる
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(撮影日 2014/05/24) 石楠花の合間を行く
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(撮影日 2014/05/24) 岩がゴロゴロしてる
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(撮影日 2014/05/24) 石楠花が満開のここはシャクナゲ平
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(撮影日 2014/05/24) 倒れた木の根の裏が芸術的に見える
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(撮影日 2014/05/24) そしてロープを使う急な下りにがある
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(撮影日 2014/05/24) 細い尾根沿いに下る
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(撮影日 2014/05/24) 写真だとわかりにくいが結構急な斜面
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(撮影日 2014/05/24) もう1.6km下った
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(撮影日 2014/05/24) なんで10mの間隔で道標があるんやろ?
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(撮影日 2014/05/24) ここがシャクナゲ坂?
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(撮影日 2014/05/24) 右から崩れた岩が登山道階段にきてる
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(撮影日 2014/05/24) 階段は下る時には良いが登りは辛い
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(撮影日 2014/05/24) 周りには朽ちたが木々がいっぱいあった
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(撮影日 2014/05/24) 大きな岩の向こうに進んでいくみたい
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(撮影日 2014/05/24) 粟谷小屋との分岐点
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(撮影日 2014/05/24) こちらは堂倉小屋へ
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉小屋まで530m
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉小屋から登山道の登り方向を見る
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(撮影日 2014/05/24) ここから滝まで1.5km
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉小屋の注意事項
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(撮影日 2014/05/24) 石の階段を下ると大台林道に下りれる
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(撮影日 2014/05/24) 大台林道から堂倉小屋への分岐点
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(撮影日 2014/05/24) 林道の粟谷小屋方面
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(撮影日 2014/05/24) 登山道入口から大台林道粟谷小屋方面
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉滝まで1.3km
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(撮影日 2014/05/24) ぐいぐい下り始める
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(撮影日 2014/05/24) 倒木と笹の間を行く
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(撮影日 2014/05/24) かつてはコンクリートの階段があった
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(撮影日 2014/05/24) 右下へ下りて裏の左下へ降りていく
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(撮影日 2014/05/24) 写真じゃわかりにくいがとっても急
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(撮影日 2014/05/24) まだ滝まで600m
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(撮影日 2014/05/24) 木の根が階段代わり
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(撮影日 2014/05/24) 岩の上を下りる所には鎖が張ってある
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(撮影日 2014/05/24) 木の根でコンクリート階段ぼこぼこ
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(撮影日 2014/05/24) 写真だと斜面の急具合がわかりにくい
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(撮影日 2014/05/24) 岩を削って急に下っていく登山道
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(撮影日 2014/05/24) 下るだけでも疲れた
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(撮影日 2014/05/24) 底が硬い登山靴でないと歩きにくい
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(撮影日 2014/05/24) 斜面が少しゆるくなったような気が…
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(撮影日 2014/05/24) わかりにくいがつづら折りがある
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(撮影日 2014/05/24) 流量があると水しぶきがあって難しい
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(撮影日 2014/05/24) 吊橋から見た堂倉滝
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(撮影日 2014/05/24) あれっ?堂倉滝橋という名前ってなってる…
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉滝下流の取水口
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(撮影日 2014/05/24) 沢沿いは湿っぽいのでそれなりに危険
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(撮影日 2014/05/24) もう一度下流を撮る
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(撮影日 2014/05/24) 上には木があるし道幅は狭いし危険やねぇ
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉滝で登山道の雰囲気ががらっと変化
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(撮影日 2014/05/24) 堂倉滝と与太郎滝の中間地点付近の道標
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(撮影日 2014/05/24) 下りの岩場が濡れていて滑りやすかった
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(撮影日 2014/05/24) こういう所の鎖場はとても安心感がある
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(撮影日 2014/05/24) 普通っぽいが右下は崖になっている
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(撮影日 2014/05/24) 路肩に石積みがある
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(撮影日 2014/05/24) 歩きやすそうやけど鎖が張ってあった
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(撮影日 2014/05/24) 振り返ったけど隠滝本体が見えないなぁ
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(撮影日 2014/05/24) 細い滝は見えるけどそれじゃ水量足りず
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(撮影日 2014/05/24) 光滝上部と思われる箇所を覗いてみた写真
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(撮影日 2014/05/24) 滝を巻くために勾配はとても急な区間
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(撮影日 2014/05/24) 今回はここで引き返す。後半へ続く
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